やすだに暮らす/暮らす人々の横顔

主婦
西山香苗さん

広々と洗濯物を干せることが気持ちいいです
自然のスケールが違いますからね。

香川県小豆島出身の西山香苗さんは、安田町でナス農家を営む西山充さんと9月に結婚し、安田町で生活をはじめました。

ボディボードが好きでよく高知まで来ていた香苗さんと、サーフィンが趣味の充さんは「安田町」で知り合い、付き合うことに。それから2年を経て、ゴールイン。

「安田の海にはよく来ていましたし、町を案内してもらった時も自然の豊かさを感じました。ここに住みたいし、こんな所で子どもを育てたいと思っていました」。

取材時はまだ安田町の生活は一週間あまり。そこで感じたことを教えてもらいました。

「やっぱり広大な自然の中で、洗濯物を干している時がすごく幸せです。家の影にかかって半乾きになるということがありません(笑)。広々と干せることは気持がいいですね。海も山も川も自然のスケールが違います!」。

そして近所づきあいの良さも想像を越えているといいます。

「小豆島からこちらに来ても淋しさは全然ないですね。彼のサーフィン仲間の奥さんが友だちになってくれて、子どもたちと家に遊びに来てくれますし、買い物にも一緒に付き合ってくれます。近所の人も大きな魚や野菜の差し入れを持ってきてくれます。今のところ誰も訪ねてこない日がないということに驚きますが、地域のつながりの良さを感じています」。

農業の経験がまったくない香苗さんは、今は専業主婦をしています。将来のことはわからないと断りながらも、「ピラティスのインストラクターの資格を持っているので、将来はそれを生かして教室ができればいいですね」といいます。その夢が実現できれば、安田の人たちの健康づくりに一役買うことになりそうです。